どうも、ネコキング(@king_of_cat)です。
この記事では、僕が実践している手動トラリピ×代用有価証券という投資手法の運用実績を公開していきます。
手動トラリピ×代用有価証券の運用イメージはこんな感じ。

この運用のポイントは代用有価証券というサービスを利用して株式(ETF)をトラリピ(FXの手法)の証拠金にしているところ。
世界株や米国株の値上がり益を狙いつつトラリピでも利益を重ねられるため、資金効率抜群の取引手法です。
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世界株や米国株の値上がり益を狙いつつトラリピでも利益を重ねられるため、資金効率抜群の取引手法です。
運用方法の詳細はこちら

2020年1月初めに運用を開始し、2021年10月末で運用期間は丸22ヶ月となりました。
運用成績は通算+3,172,291円となっています。
この成績は次の2つの成績を合わせたものです。
・手動トラリピの運用実績
・代用有価証券にしている株式の運用実績
それぞれの損益の推移をグラフにするとこんな感じです。

この損益は、運用時価ベースです。
つまり、手動トラリピと株式の確定損益と評価損益を足した金額となっています。
まずは「手動トラリピ×代用有価証券」のうち手動トラリピの運用実績から紹介していきます。
290,990円(月利2.79%)
※月利は前月末FX証拠金に対する数値
2021年10月の1ヶ月間の決済利益です。
3,323,200円(平均月利2.17%)
運用22ヶ月間の累計決済利益です。
平均月利は2.17%、平均すれば毎月15万円程度の決済利益が出ています。
決済利益は出金はせず、基本FX口座に入れっぱなし。
株式を購入するときだけ必要な金額を証券口座に現金を移します。
そして、購入した株式もFXの保証金にしています(代用有価証券)。
-1,007,126円
2021年10月末の含み損です。

このグラフのとおり、トラリピの含み損は増えたり減ったりします。
一方で、決済利益は確実に積み上がっていく。これがトラリピの特徴です。
赤線は差引損益(累計決済利益-含み損)
2021年10月末時点の差引損益は+2,318,074円
仮に今FXのポジションを全て精算して運用を終了したら、2,318,074円の利益で運用終了ということになります。
手動トラリピ×代用有価証券の運用実績【運用22ヶ月目】

22ヶ月で+3,172,291円!
2020年1月初めに運用を開始し、2021年10月末で運用期間は丸22ヶ月となりました。
運用成績は通算+3,172,291円となっています。
この成績は次の2つの成績を合わせたものです。
・手動トラリピの運用実績
・代用有価証券にしている株式の運用実績
それぞれの損益の推移をグラフにするとこんな感じです。

この損益は、運用時価ベースです。
つまり、手動トラリピと株式の確定損益と評価損益を足した金額となっています。
手動トラリピの運用実績
まずは「手動トラリピ×代用有価証券」のうち手動トラリピの運用実績から紹介していきます。
当月決済利益
290,990円(月利2.79%)
※月利は前月末FX証拠金に対する数値
2021年10月の1ヶ月間の決済利益です。
累計決済利益
3,323,200円(平均月利2.17%)
運用22ヶ月間の累計決済利益です。
平均月利は2.17%、平均すれば毎月15万円程度の決済利益が出ています。
決済利益は出金はせず、基本FX口座に入れっぱなし。
株式を購入するときだけ必要な金額を証券口座に現金を移します。
そして、購入した株式もFXの保証金にしています(代用有価証券)。
含み損益
-1,007,126円
2021年10月末の含み損です。

このグラフのとおり、トラリピの含み損は増えたり減ったりします。
一方で、決済利益は確実に積み上がっていく。これがトラリピの特徴です。
赤線は差引損益(累計決済利益-含み損)
2021年10月末時点の差引損益は+2,318,074円
仮に今FXのポジションを全て精算して運用を終了したら、2,318,074円の利益で運用終了ということになります。
こちらは手動トラリピのみの運用成績で、代用有価証券にしている株式の投資成績は別です。

豪ドル/円は1,000通貨単位で運用を開始。2021年3月からは2,000通貨単位で運用しています。
現在の設定になってからは、月平均5万円程度の利益を出してくれています。
グラフのとおり、2020年3月のコロナショックを乗り越えてからは全く危うげなく利益を重ねています。

カナダドル/円は1,000通貨単位で運用を開始。2020年6月からは2,000通貨単位で運用しています。
現在の設定になってからは、月平均5万円強の利益を出してくれています。
こちらもコロナショック以来、順調に推移しています。

豪ドル/米ドルは1,000通貨単位で運用を開始。
2020年11月からは2,000通貨単位で運用しています。
なお、2021年6月から3カ月間4,000通貨単位で運用していましたが、現在は2000通貨単位に戻しています。
現在の設定になってからは、月平均4万円程度の利益を出してくれています。
いまのところ唯一のクロス円以外の通貨ペアです。
リスク分散のために複数通貨ペアで運用している訳ですが、その中にクロス円以外の通貨ペアを入れておく効果は大きいといえます。
単純に、急激な円安・円高になった場合、クロス円通貨ペアは含み損が急増しますが、クロス円以外の通貨ペアであれば円安・円高の影響は少ないはず。
ただし、リスクオフ相場では円高、かつ、ドル高になるので過信は禁物です。

ユーロ/円は1,000通貨単位で運用を開始。2021年3月からは2,000通貨単位で運用しています。
現在の設定になってからは、月平均4万円弱の利益を出してくれています。
運用開始から利益があまり出ず、含み損が増えている状況が続いてましたが、ここ半年位で多少挽回しました。
この通貨ペアだけ売りレンジで推移しているおかげで全体の含み損が安定しています。なので、単体の成績が悪くてもあまり気にしていません。
為替の流れが逆転して円高に進めば、他の通貨ペアが含み損が増えるなかユーロ/円は含み損を減らしながらポジションが次々と決済されるはず。
僕のトラリピ設定全体の中でみると、けっこう重要な通貨ペアとなっています。
※月利は前月末FX証拠金に対する数値
決済額が最も少なかった月は2020年1月の約15,000円、最も多かった月は2020年3月の約541,000円(コロナショックで相場が大きく動いた月)。
これを見てわかるとおり、トラリピは月ごとの利益は安定しません。
長期的な視野で運用する手法ですので、のんびり屋さんに向いていて、すぐに結果を求める人には向いていない運用方法です。
最初に設定なり運用ルールを決めたらのんびり運用していきましょう(^^)
ただし、定期的な設定等の見直しは必要です。
運用を開始してから僅か3ヵ月後の2020年3月頃、コロナショックの影響で約120万円程度の含み損がありました。
この120万円というのは月末時点の評価額で、月中には含み損が200万円を超えたタイミングも(;^ω^)
別記事でも書いていますが、僕は追加できる資金が多少あるのでわりと強気の設定を組んでいます。
それでも、運用開始わずか3ヶ月の利益がほとんど積み上がっていない段階で、コロナショック程度のショック相場を食らっても耐えられる位の安全設定にはなっています。
ちなみに2020年3月は決済利益も最大で約54万円、月利は驚異の11.6%でした。
相場の動きが利益の源泉のトラリピにとって暴落・暴騰は友達。むしろ、暴落・暴騰待ちの手法と言っても過言ではありません。
暴落・暴騰は来たら嬉しいものであって、恐れるものではありません。
暴落・暴騰が来てもハラハラではなくニコニコできるような安全設定を組みましょう。
通貨ペア別の内訳と推移
豪ドル/円

年月 | 月別利益 | 累計利益 | 含み損益 |
2020.1 | 13,694 | 13,694 | -70,778 |
2020.2 | 16,108 | 29,802 | -174,606 |
2020.3 | 233,468 | 263,270 | -504,589 |
2020.4 | 63,142 | 326,412 | -197,669 |
2020.5 | 47,968 | 374,380 | -93,160 |
2020.6 | 81,933 | 456,313 | -26,013 |
2020.7 | 26,211 | 482,524 | -5,630 |
2020.8 | 17,249 | 499,773 | 2,232 |
2020.9 | 15,306 | 515,079 | -38,961 |
2020.10 | 20,640 | 535,719 | -119,653 |
2020.11 | 39,685 | 575,404 | -15,567 |
2020.12 | 20,662 | 596,066 | 2,888 |
2021.1 | 19,563 | 615,629 | -4,022 |
2021.2 | 44,005 | 659,634 | -81,014 |
2021.3 | 84,720 | 744,354 | 736 |
2021.4 | 34,210 | 778,564 | -6,174 |
2021.5 | 42,122 | 820,686 | 1,386 |
2021.6 | 30,418 | 851,104 | -29,792 |
2021.7 | 34,160 | 885,264 | -201,278 |
2021.8 | 37,666 | 922,930 | -207,422 |
2021.9 | 58,702 | 981,632 | -220,736 |
2021.10 | 106,060 | 1,087,692 | -2,666 |
豪ドル/円は1,000通貨単位で運用を開始。2021年3月からは2,000通貨単位で運用しています。
現在の設定になってからは、月平均5万円程度の利益を出してくれています。
グラフのとおり、2020年3月のコロナショックを乗り越えてからは全く危うげなく利益を重ねています。
カナダドル/円

年月 | 月別利益 | 累計利益 | 含み損益 |
2020.1 | 0 | 0 | -34,855 |
2020.2 | 18,566 | 18,566 | -82,511 |
2020.3 | 145,705 | 164,271 | -336,929 |
2020.4 | 33,811 | 198,082 | -300,371 |
2020.5 | 35,005 | 233,087 | -203,847 |
2020.6 | 48,405 | 281,492 | -164,694 |
2020.7 | 25,230 | 306,722 | -184,156 |
2020.8 | 50,444 | 357,166 | -59,784 |
2020.9 | 10,812 | 367,978 | -175,854 |
2020.10 | 27,012 | 394,990 | -217,170 |
2020.11 | 54,088 | 449,078 | -91,796 |
2020.12 | 27,841 | 476,919 | -60,747 |
2021.1 | 23,450 | 500,369 | -37,559 |
2021.2 | 27,352 | 527,721 | -16,522 |
2021.3 | 68,771 | 596,492 | 6,336 |
2021.4 | 43,276 | 639,768 | 5,832 |
2021.5 | 53,978 | 693,746 | 1,490 |
2021.6 | 39,642 | 733,388 | -22,218 |
2021.7 | 51,380 | 784,768 | -102,332 |
2021.8 | 57,712 | 842,480 | -164,956 |
2021.9 | 52,908 | 895,388 | -126,540 |
2021.10 | 95,092 | 990,480 | -7,062 |
カナダドル/円は1,000通貨単位で運用を開始。2020年6月からは2,000通貨単位で運用しています。
現在の設定になってからは、月平均5万円強の利益を出してくれています。
こちらもコロナショック以来、順調に推移しています。
豪ドル/米ドル

年月 | 月別利益 | 累計利益 | 含み損益 |
2020.1 | 1,863 | 1,863 | -40,064 |
2020.2 | 3,892 | 5,755 | -114,211 |
2020.3 | 161,938 | 167,693 | -358,304 |
2020.4 | 55,616 | 223,309 | -104,635 |
2020.5 | 32,790 | 256,099 | -60,938 |
2020.6 | 47,406 | 303,505 | -16,187 |
2020.7 | 23,807 | 327,312 | -3,803 |
2020.8 | 21,203 | 348,515 | 987 |
2020.9 | 17,161 | 365,676 | -32,681 |
2020.10 | 19,997 | 385,673 | -83,896 |
2020.11 | 35,569 | 421,242 | -35,596 |
2020.12 | 39,938 | 461,180 | 86 |
2021.1 | 51,534 | 512,714 | -41,474 |
2021.2 | 51,678 | 564,392 | -89,940 |
2021.3 | 46,976 | 611,368 | -161,152 |
2021.4 | 39,900 | 651,268 | -105,036 |
2021.5 | 35,167 | 686,435 | -87,965 |
2021.6 | 48,341 | 734,776 | -374,196 |
2021.7 | 39,657 | 774,433 | -691,874 |
2021.8 | 53,500 | 827,933 | -798,814 |
2021.9 | 33,983 | 861,916 | -1,082,332 |
2021.10 | 49,762 | 911,678 | -449,616 |
2020年11月からは2,000通貨単位で運用しています。
なお、2021年6月から3カ月間4,000通貨単位で運用していましたが、現在は2000通貨単位に戻しています。
現在の設定になってからは、月平均4万円程度の利益を出してくれています。
いまのところ唯一のクロス円以外の通貨ペアです。
リスク分散のために複数通貨ペアで運用している訳ですが、その中にクロス円以外の通貨ペアを入れておく効果は大きいといえます。
単純に、急激な円安・円高になった場合、クロス円通貨ペアは含み損が急増しますが、クロス円以外の通貨ペアであれば円安・円高の影響は少ないはず。
ただし、リスクオフ相場では円高、かつ、ドル高になるので過信は禁物です。
ユーロ/円

年月 | 月別利益 | 累計利益 | 含み損益 |
2020.11 | 13,241 | 13,241 | -36,426 |
2020.12 | 0 | 13,241 | -93,075 |
2021.1 | 15,476 | 28,717 | -141,110 |
2021.2 | 1,103 | 29,820 | -227,187 |
2021.3 | 44,524 | 74,344 | -381,049 |
2021.4 | 6,638 | 80,982 | -504,174 |
2021.5 | 6,610 | 87,592 | -910,120 |
2021.6 | 64,176 | 151,768 | -549,725 |
2021.7 | 75,910 | 227,678 | -374,175 |
2021.8 | 31,430 | 259,108 | -342,772 |
2021.9 | 36,166 | 295,274 | -250,317 |
2021.10 | 40,076 | 335,350 | -547,782 |
ユーロ/円は1,000通貨単位で運用を開始。2021年3月からは2,000通貨単位で運用しています。
現在の設定になってからは、月平均4万円弱の利益を出してくれています。
運用開始から利益があまり出ず、含み損が増えている状況が続いてましたが、ここ半年位で多少挽回しました。
この通貨ペアだけ売りレンジで推移しているおかげで全体の含み損が安定しています。なので、単体の成績が悪くてもあまり気にしていません。
為替の流れが逆転して円高に進めば、他の通貨ペアが含み損が増えるなかユーロ/円は含み損を減らしながらポジションが次々と決済されるはず。
僕のトラリピ設定全体の中でみると、けっこう重要な通貨ペアとなっています。
合計決済利益
年月 | 月別利益 | 累計利益 | 月利 | 平均月利 |
2020.1 | 15,557 | 15,557 | 0.31% | 0.31% |
2020.2 | 38,566 | 54,123 | 0.80% | 0.55% |
2020.3 | 541,111 | 595,234 | 11.60% | 4.24% |
2020.4 | 152,569 | 747,803 | 3.55% | 4.07% |
2020.5 | 115,763 | 863,566 | 2.31% | 3.72% |
2020.6 | 177,744 | 1,041,310 | 3.35% | 3.65% |
2020.7 | 75,248 | 1,116,558 | 0.99% | 3.27% |
2020.8 | 88,896 | 1,205,454 | 1.16% | 3.01% |
2020.9 | 43,279 | 1,248,733 | 0.55% | 2.74% |
2020.10 | 67,649 | 1,316,382 | 0.89% | 2.55% |
2020.11 | 142,583 | 1,458,965 | 1.93% | 2.49% |
2020.12 | 88,441 | 1,547,406 | 1.01% | 2.37% |
2021.1 | 110,023 | 1,657,429 | 1.24% | 2.28% |
2021.2 | 124,138 | 1,781,567 | 1.40% | 2.22% |
2021.3 | 244,991 | 2,026,558 | 2.80% | 2.26% |
2021.4 | 124,024 | 2,150,582 | 1.39% | 2.21% |
2021.5 | 137,877 | 2,288,459 | 1.54% | 2.17% |
2021.6 | 182,577 | 2,471,036 | 2.10% | 2.16% |
2021.7 | 201,107 | 2,672,143 | 2.29% | 2.17% |
2021.8 | 180,308 | 2,852,451 | 2.11% | 2.17% |
2021.9 | 181,759 | 3,034,210 | 1.72% | 2.15% |
2021.10 | 290,990 | 3,325,200 | 2.79% | 2.17% |
決済額が最も少なかった月は2020年1月の約15,000円、最も多かった月は2020年3月の約541,000円(コロナショックで相場が大きく動いた月)。
これを見てわかるとおり、トラリピは月ごとの利益は安定しません。
長期的な視野で運用する手法ですので、のんびり屋さんに向いていて、すぐに結果を求める人には向いていない運用方法です。
最初に設定なり運用ルールを決めたらのんびり運用していきましょう(^^)
ただし、定期的な設定等の見直しは必要です。
含み損益合計
年月 | 含み損益 | 維持率 |
2020.1 | -145,697 | 1692.95% |
2020.2 | -371,328 | 969.87% |
2020.3 | -1,199,822 | 515.02% |
2020.4 | -602,675 | 841.64% |
2020.5 | -357,945 | 1058.88% |
2020.6 | -206,894 | 1651.19% |
2020.7 | -193,589 | 1987.98% |
2020.8 | -56,565 | 3915.92% |
2020.9 | -247,496 | 1514.35% |
2020.10 | -420,719 | 1229.05% |
2020.11 | -179,385 | 1897.56% |
2020.12 | -150,848 | 1702.01% |
2021.1 | -224,165 | 1573.27% |
2021.2 | -414,663 | 943.15% |
2021.3 | -535,129 | 895.93% |
2021.4 | -609,552 | 839.12% |
2021.5 | -995,209 | 668.13% |
2021.6 | -975,931 | 565.74% |
2021.7 | -1,369,659 | 465.04% |
2021.8 | -1,513,964 | 531.72% |
2021.9 | -1,679,925 | 548.09% |
2021.10 | -1,007,126 | 765.12% |
運用を開始してから僅か3ヵ月後の2020年3月頃、コロナショックの影響で約120万円程度の含み損がありました。
この120万円というのは月末時点の評価額で、月中には含み損が200万円を超えたタイミングも(;^ω^)
別記事でも書いていますが、僕は追加できる資金が多少あるのでわりと強気の設定を組んでいます。
それでも、運用開始わずか3ヶ月の利益がほとんど積み上がっていない段階で、コロナショック程度のショック相場を食らっても耐えられる位の安全設定にはなっています。
ちなみに2020年3月は決済利益も最大で約54万円、月利は驚異の11.6%でした。
相場の動きが利益の源泉のトラリピにとって暴落・暴騰は友達。むしろ、暴落・暴騰待ちの手法と言っても過言ではありません。
暴落・暴騰は来たら嬉しいものであって、恐れるものではありません。
暴落・暴騰が来てもハラハラではなくニコニコできるような安全設定を組みましょう。